Yoren、中国SNS上の訪日旅行に関する口コミ160万件のソーシャルリスニングに基づく、「中国インバウンドレポート2025年」を発表

~「RED(小紅書)」における訪日関連のUGCは前年同期比+43%。団体旅行から個人旅行へのシフトとリピーター化が進み、推し活・体験志向が拡大。中国インバウンドの構造変化と、日本企業のCRM強化ポイントを明らかに~

プレスリリース

株式会社Yoren(本社:東京都千代田区、代表取締役:金田修、以下「Yoren」)は、中国SNS「RED(小紅書)」等の口コミデータを用いた「訪日中国人トレンド調査(2025年版)」を実施し、Yoren主催イベントにて調査結果を発表しました。


本調査では、中国の生活者が日本旅行をどう捉え、どのように旅を選び、何を目的に来訪しているかをSNS上の口コミデータから把握し、需要の質的変化と日本企業が備えるべきCRM/体験・導線の要点を明らかにしました。


調査概要

  • ・調査期間:2024年1月〜2025年9月
  • ・調査対象:中国SNS「RED(小紅書)」における「日本旅行」関連UGC
  • ・対象投稿数:1,605,817件(広告投稿を除くUGCのみ)


主な調査結果

  • ・中国SNS上の訪日関心は拡大(REDにおける訪日関連のUGC数: 前年同期比 +43%)
  • ・旅行の主語が「旅行者本人」へ(個人手配 90%超)
  • ・一人旅とリピーターの増加
  • ・訪日目的は体験価値へ広がる(推し活/ライトアウトドア/自己満足型体験)
  • ・旅行中の不便は「予約・言語・交通・支払い・免税」の5領域に集中



中国インバウンドで重視すべき3つの視点

1.旅マエ:中国SNS上で訪日検討ユーザーが「行く理由」を育てる

  • ・旅行前の“検討フェーズ”で指名される理由を育てる
  • ・関心テーマ別に「行きたい理由」を見える化
  • ・UGCで語られやすい体験・商品の魅力設計
  • ・予約・アクセス・滞在イメージを迷わず理解できる導線の最適化

→インバウンド需要を喚起する自社の魅力を中国SNSを活用し啓蒙

2.旅ナカ:来訪から自社経済圏へ~個とつながる~

  • ・旅行中の体験価値とデータを一体で設計する
  • ・領域の改善で「迷い・タイムロス」を減らす
  • ・“深い体験”への誘導(推し活周遊、自然体験、地域限定体験など)
  • ・旅行中の行動データを蓄積し、旅行後CRMへ接続

→Wechatを活用し、来訪ユーザーと繋がり、コミュニケーションが取れる状態へ

3.旅アト:外的要因に左右されない自社のファンを創る

  • ・旅行後も「個」とのつながりを継続し、再訪・再購買の循環をつくる
  • ・体験・購買ログに基づくフォローコミュニケーション
  • ・次回訪日に向けた自然な提案で再訪動機を積み上げる
  • ・来日しない期間もブランドに触れ続けられる継続接点を設計

→継続的なコミュニケーションを通じて、リピート化


代表コメント(代表取締役 CEO 金田 修)

本調査は2025年9月末までのデータを基に作成されており、直近の政治情勢の変化を反映したものではございません。目下の二国間の緊張関係がインバウンドに与える影響については、現時点では大きな不確実性が存在します。

しかしながら、中国の訪日市場は、関心の厚みが増す一方で、旅行の主語が個人へ移り、目的も多層化するなど、需要の質が大きく進化していることは疑いようのない事実です。

本調査で確認できた「個人主導・リピーター化」の進行は、受け入れ側にとって、短期的な政治状況に左右されることなく、継続的な関係性作りで需要を育てていくことの重要性を示唆しています。Yorenは今後も、中国の生活者データと現場の実務知見をもとに、企業の中国インバウンドの持続的な成長を支援していきます。


<会社概要>
会社名:游仁信息科技(上海)有限公司
代表者:金田修(代表取締役 CEO)
事業本社所在地:上海市徐滙区中山西路 1600 号宏滙国際広場 A 座 20F
日本支社所在地:東京都港区虎ノ門 4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス 19F
社員数:198名(2025 年 6 月末現在)
URL:https://www.yo-ren.com/jp/
事業内容:データに基づくアナリティクス事業、CRM システムの開発・運営事業、EC サービスの運営事 業

<本件に関するお問い合わせ>
Email:pr@yo-ren.com